branch chair 芦谷 颯人

 

長野県南佐久郡南牧村にある山荘で使用するための椅子である。リビングだけでなく、八ヶ岳を一望する事のできるデッキでも使用する。周辺に自生する唐松をモチーフとし、より自然に調和したデザインで周辺環境に溶け込ませる事でより自然を感じる事のできる様に設計し、また既存の椅子で不便に感じていた事を改善する事でより自然を楽しめる様にデザインした。

DARUMA 加々美 洸介

 

新しい素材や製造方法が開発されることによって新しいデザインが生まれてきた。商品として世に出回っているものは製法が確立されている。当たり前を見直し、今まで家具に用いられなかった素材に価値を見出しデザインする。この作品は素材、製法、造形を一からデザインする実験である。

0 table 田中 千絵

 

在るようで無い無いようで在る朧げな人間の潜在意識に作用する家具の提案。均一に並んだ17956本のテグスたちは移り行く景色や光と共に変化し、操作されていながらも偶発的で自然なばらつきを魅せる。デザインと機能が表裏一体になりつつある現代に、この[0 table]を提案する。

ぬくもる揺り椅子 深町 縁

 

柔らかくほのかな温かみを与えてくれるヒノキのダイニング用ロッキングチェア。直線的ながらも丸みのある形状が身体に優しく馴染む。食事や作業の際は前重心にして座りヒノキの香りで気分を落ち着かせ集中力を高めることができる。一休みする際は後ろ重心で揺らし、なめらかな木肌がリラックス効果を生む。

ORIGINAL  山川 菜々

 

わたしたちは「名あるもの」と共に生きている。「いす」なら座る。全てのものが名前を失ったとしたら、わたしたちはそれらとどのように関わっていくだろうか。「名あるもの」に名前をつけているのは、全てわたしたちの行動だ。座れば「いす」。「名あるもの」とは決まった関わりしかできないが、名のないものであれば、

オリジナルの関わりができる。  ここにあるのは3つの名もなき段差である。あとはあなたのオリジナルに委ねることとする。

T-chair 山下 開靖

 

フレームと面で構成される純粋な形から、最小限を目指して削っていくことで生まれた椅子。素材を無垢材とし、最小限のフレームでありながら身体にそっと寄り添うことのできる”面と線の境界”を探った。座面・背・脚・貫を整理してまとめることで、簡潔な構造と収まりの良い佇まいとなっている。